7杯目—花粉症におすすめの「シソの葉茶」

2月のTea Break

前回のコラムでは、

花粉症対策に効果的な「甜茶(てんちゃ)」 をご紹介しました。

甘い風味が特徴の甜茶は、カロリーがほとんどなく、

ダイエット中の人にもおすすめの健康茶です。

今回は、アレルギー体質改善に効果的な「シソの葉茶」をご紹介します。

シソの葉茶? …ちょっと馴染みがうすいかもしれませんが、

私たちの食卓や生活に馴染み深い、あの「紫蘇」のこと!

意外とすごい働きをしてくれるんです。

 

免疫系のバランスをととのえる「シソの葉茶」

花粉症やアレルギーに悩む人はますます増えています。それもそのはず、今では日本人の3人に1人がアレルギーを持つアレルギー大国だからです。

前々回のコラムでも書いたように、アレルギーの原因は「免疫系」の乱れによるもの。実は身近なところに、免疫系の働きを良くしてくれる植物があります。中国原産の一年草・シソです。どちらかというと料理などでは「脇役」となりがちな存在ですが、シソは免疫系の働きをよくしてくれる植物と言われます。

 

鮮やかな紫色の葉を持つシソ。さわやかな香りが食欲を増進させ、体を蘇らせることから「紫蘇」と名付けられたそうです。種類は「赤ジソ」「青ジソ」がありますが、おもに漢方薬や健康茶には、「赤ジソ」の葉や果実を乾燥させたものを使います。

 

赤ジソには、アレルギー症状を改善させる抗ヒスタミン成分(ポリフェノール類のシアニジン、ルテオリン、ロズマリン酸)が含まれ、かゆみや鼻水などを緩和させる働きがあることから、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状に効果があると注目されています。

シアニジンは咳を鎮める効果があり、喘息などにも効能を発揮。ロズマリン酸は過剰な免疫反応を正常な状態に戻します。アレルギー症状、アトピー性皮膚炎、花粉症、ぜんそく…幅広いアレルギー症状を改善するのにぴったりの健康茶といえるでしょう。

 

 

抗菌・殺菌作用、イライラを鎮めてくれる効果も!

シソといえば、何と言ってもあの香り。すっきりした甘い香りが特徴ですよね。実は、シソの香り成分であるペリルアルデヒドには強い抗菌作用があります。防腐・殺菌作用にも優れていて、食中毒を中和する働きも。食卓では刺身の薬味として使用されるなど、私たちになじみ深い植物です。

この爽やかな香りには、発汗、解熱、整腸、解毒など多くの作用があり、寝る前に飲めば安眠効果もてきめん。シソの香りのもとになっている精油成分には神経のたかぶりを鎮める働きがあり、かゆみからくるイライラも和らげてくれます。また、皮膚のバリア機能が弱くなる敏感肌も、免疫機能が低下すると起こりやすいもの。「最近敏感肌になっているかも…」と感じたら、シソの葉茶で免疫系のバランスをととのえてはいかがでしょう。