22杯目— 見つけにいこう。 新しい1年をともに迎える、“茶器”

クリスマスを過ぎればあっという間にお正月。

今年も残すところあと数日…。

新しい年を迎える準備は万端ですか?

年末年始は、家族やゲストを交えて食卓を囲むシーンが多くなりますよね。

特に1月は、身のまわりのものを思い切って新しくして、

すがすがしい気持ちでスタートを切りたいもの。

今回は、新たな装いを楽しんでみたくなる、

デザイン性にすぐれた“茶器”をご紹介します。

あなたや、あなたの大切な人にぴったりの器が見つかりますように。

 

 

新しい年、新しい日々。長く愛せる器選びを

「たとえば、お重を慎重したり、お箸を一式変えてみたり。特に昔の方は、新年を迎える時に器を新しくする方が多かったようですね」温かいお茶が入った器で指先を温めるようにして、そう話してくれたのは『うつわ屋 Living&Tableware』(合志市)の代表・小山愛陽さんです。

 

小山さんの話によると、昔は、今より「一生もの」の器を選んで使っている人が多かったとか。いいものを長く愛でる日本独自の文化が、高度成長期の到来により、少しずつ「安くて丈夫」なものを大事にするスタイルに様変わり。100円均一の商品や、プラスチックなど実用的なものが主流になった時代が長く続きました。

 

ところが最近また再び、「いいものをずっと愛せる」器選びへとシフトしている傾向があるとか。そんな環境の大きな変化を踏まえつつ、小山さんが創業以来約20年、ずっと大切にしていることがあります。

それは、生活のなかで愛着を持って使ってもらえる器をたっぷり揃えておくこと。来店することで、何か新しいときめきや出合いを感じられる、「専門店」でいること。「お気に入りの洋服」を選ぶように、手にとってもらえる器がいつもあること。

それは、「うつわ屋」という極めてシンプルな店名に込められた想いでもあります。店内に置かれるのは、作家さんと店主夫婦の縁ある出会いによって導かれた器たち。自分が自分のために、大切な誰かのために選んで器であれば、きっと「一生もの」の器になってくれるはずです。

 

 

 

手しごとの器を暮らしにとりいれて

そんな器を選ぶなら、やはり新しい年の始まりがふさわしいでしょう。特に冬は、自然と外出も少なくなり、家であたたかい食卓を囲む機会が増えますよね。

「いつも使っているものよりも少し高いものもあるかもしれませんが、お客様をお迎えする時はやはりちゃんとした器で。自分たちが満足のいく器を選ぶことも大事ですが、人をお迎えするときは、ちょっとは“格好つけたい”ものでしょう(笑)」。

 

小さな茶器ひとつをとっても、せっかく飲むならこだわりたい。ともに新しい年を迎えたことを喜び、ほっとひと息つきたいものです。

 

 

続いては、小山さんが『村田園』のために選んでくれた“茶器”をご紹介します。

推薦コメントもぜひご参考に!

▲熊本象(しょう)さんの湯呑み3,240円、菓子皿3,240円

「このグリーンの色合いがとても良い。何ともみずみずしい器です。伝統とモダニズムの間をせめぎ合う、若者らしさが出ていて良いなと思います」

 

 

▲高山愛さんのフリーカップ2,700円、菓子皿2,808円

「この“大人かわいい”感じが何とも言えませんよね。てびねりで作ってあって、つくりがとても丹精なので、子供っぽく見えないのもポイントです」

 

 


▲余宮隆さんの白濁釉しのぎ小湯呑み2,160円

「長い付き合いになる余宮さんですが、その知名度はすでに全国区。定番品の中でも、ひときわ人気の高い白濁釉しのぎを選びました」

 

 

▲後藤義国さんの粉引しのぎ湯呑み2,160円、ポット7,020円、小皿2,160円

「民芸精神を大切にされる益子の作家さん。温かみのあるアイボリー調の粉引の色合いに施された、しのぎのラインがとてもかっこいい器です」

 

 

▲仲本律子さんのポット19,440円

「茨城県の女流作家・仲本律子さんが手掛けるポット。持ちざわりが良く、直火OKで使いやすい。キッチンに置くと、きりっと映えますね」

 

 

▲リビングストーンのポット8,640円

「アーティスティックなインスピレーションを持って活動するユニット“リビングストーン”のもの。ブルーにドットの斬新なデザインに心踊ります」

 

是非、おいしい万能茶を新しい器で飲んでくださいね。

【取材協力:「うつわ屋 Living&Tableware」(合志市)】