11杯目—10の薬効を持ち、医薬品でもある【十薬】どくだみ

前回のコラムでは、

女性にやさしい「とうきび茶」のご紹介をしました。

今回は、厚生労働省も認める民間薬の

「どくだみ」を使ったお茶、その優れた効果についてご紹介します。

 

10の薬効を持つすごい薬草!

どくだみは東アジアに広く分布しています。初夏になるとあちこちに生えている多年草で、道ばたなどでよく見かけますよね。実はこのどくだみ、“十薬(じゅうやく)”という生薬名が付くほど、昔から優れた薬草として有名です。ある研究によると、生葉を使う場合も含めると、薬効は257にも上るそうです。このどくだみから作った「どくだみ茶」は、健康維持のために必要な成分がたっぷり含まれています。

どくだみ茶のおもな効果は、

○高血圧改善

○動脈硬化予防

○便秘改善

○膀胱炎改善・腎炎改善

…などが期待されます。

 

有効成分のイソクエルシトリン(ケルセチン)血液をサラサラにしたり、糖尿予防や膀胱炎、腎炎の改善などの効果も期待できます。「生活習慣病」の改善に良いお茶です。

厚生労働省も認める「民間薬」です

実はどくだみは、厚生労働省が発行する「日本薬局方」「十薬」という生薬名で記載されています。厚生労働省も薬効を薬理的に証明し、それを公式に認可・告示しているのです。

江戸時代までは「シブトグサ」の名前で知られていましたが、毒を矯める(矯正する)その性質から、「毒矯み(どくだみ)」と呼ばれるようになりました。どくだみは外用薬としても知られています。あの独特のにおいは葉っぱに含まれるデカノイル・アセトアルデヒドによるものですが、優れた抗殺菌作用があり、葉の絞り汁を患部に塗りこめば、湿疹ややけど、アトピー性皮膚炎、水虫などの症状に有効。特に膿(うみ)の吸い出しに効くと言われています。

健康に良いだけでなく、女性に嬉しい効果もいっぱい。肌トラブルにはどくだみ茶を浴槽に混ぜた“薬湯”もおすすめ。(浴槽が茶色になりますので、入浴後はしっかりと浴槽を掃除してくださいね。)アトピーや水虫などの皮膚病におすすめだけでなく、保湿効果によって美肌効果も期待できますよ。湿疹やアトピーは血液の循環をよくすることで改善しますので、併せてどくだみ茶を飲用することによって、より高い効果が期待できます。

※健康茶は薬ではありません。短期間で劇的な変化があるものではないので、長い間、適量を飲み続けることが大切です。